築地市場の築地での再整備と日本共産党の日本型市場社会主義政策

築地市場の築地での再整備と日本共産党の日本型市場社会主義政策

間遠伸一郎(MAROSA研究所)2017年6月22日

無償化・無料化は共産主義政策です。共産党が一番熱心なのは当然です。日本国憲法の内容から1947年5月3日は日本の民主主義革命の日だと考えられますが、日本国憲法の内容は社会主義でも共産主義でも通用します。日本では社会主義・共産主義は革命ではなく政策として実現することができるのです。

例えば、未成年者の教育費を無償化することは、未成年者共産主義政策だと考えられますが、日本国憲法は義務教育は無償としています。義務教育を未成年者が受ける教育と定義すれば、日本国憲法は未成年者共産主義政策を保障していると考えることが出来ます。高齢者医療無償化は高齢者共産主義政策です。

社会主義政策は公営政策のことです。例えば、築地市場は都営ですから、築地市場の豊洲移転や築地再整備は、都が行う社会主義政策です。築地市場の豊洲移転は市場が複雑系であることを無視した官僚お仕着せ社会主義であり、築地再整備は市場という複雑系を殺さないで大切にする日本型市場社会主義です。

義務教育の無償化は未成年者共産主義政策ですから共産主義の一種であり、築地市場の築地での再整備は日本型市場社会主義政策です。

この場合、築地市場の築地での再整備という日本型市場社会主義政策は、市場が複雑系という一種の生き物であることを認識する、複雑系経済学という高度な経済学理論に基づいていると言えます。豊洲移転か築地再整備かという選択は、官僚お仕着せ社会主義か、それとも市場という複雑系を殺さないで大切にする日本型市場社会主義かという、社会主義体制の選択なのです。日本共産党は、自民党と違って官僚お仕着せ社会主義政策ではなく、市場に優しい日本型市場社会主義政策を目指すから、築地市場を将来にわたって大切に出来るのです。

コメントを残す